文字を使って

「あかね工房」のあゆみ♪                                            かわいいがいっぱい!へ

かわいいものを作るのも大好きですが、
文字を使って文などを作るのも好きです。

思いついたことを書いていると、
手作りのものを作っているときと同じように
夢中になり時間を忘れてしまいます。

これまでにもたくさん新聞やタウン誌などに
投稿し掲載していただきました。

ここにもその中からいくつかを再登場
させてみたいと思います。 
 
お時間がありましたら
読んでいただけるとうれしいです。
『ニューヨークの思い出』はときどき追加更新しています







第3回ネット短歌コンクール入選
  
「新妻のごとく吾待つ子犬あり 急いで帰ろう夫(つま)の気分で」
(ペンネームの米山あかねで投稿)

四国松山の第一回「はがき歌」コンテスト入選

〜息子へ〜

ママの目にボクがいるよとほほえんだおさなき君を今は見上げる  
(152頁に掲載:河出書房)
 
朝日新聞家庭欄「ひととき」

〜洗濯機の花びら〜

洗濯物を干そうとすると、パラパラと何かが下に落ちる。
瞬間、ズボンのポケットの点検を忘れたことを後悔する。
パラパラの正体は、ガムの包み紙。
噛み終わったガムを包んだものも発見。
犯人?はどうやら大学4年の息子らしい。
後始末の面倒くささに腹立たしくなったが、その気持ちを、
なつかしい思い出が消してくれた。
彼が幼い頃、一人で近くの公園に出かけるときにいつも「ゴミはゴミ箱だよ、
ゴミ箱がなかったらポケットにね」と声をかけていた。だから、洗濯をするときは
気をつけていたが、それでもうっかり者の私は、よく点検を忘れて、
ため息をついた。
ある日、やはりズボンの点検を忘れ、あわてて覗き込んだ洗濯機には
ふわふわとピンクの花びらが回っていた。
当時3,4歳だった息子に尋ねると、「ママにあげようと思ってポケットに
入れてたんだけど、忘れてた」と言う。
ポケットにいろんなものを詰め込みながら成長してきた息子。
今、彼には、やさしくてかわいいガールフレンドがいる。
いずれ彼も結婚し、家庭を持つだろう。
その時、彼の家庭の洗濯機ではどんなものが浮かんでくるのだろうか?
花びらのような、やさしい夢のあるものばかりでありますように。(10月20日)

 朝日新聞千葉欄「読者のページ、高校野球」

〜人波の思い出、故郷は甲子園〜

わたしのふるさとは、甲子園です。
高校野球の聖地として、甲子園はとても有名です。
甲子園で育ったわたしは、選抜で春がきて、
夏の高校野球が終わると夏がゆくというのを、
毎年実感していました。
春は、甲子園球場のあたりに人がどっと増え、
夏は決勝戦が終わると人波は消え、ツタの葉も疲れたような色に
変わってゆきます。
球場の近くで時計屋だった実家には、泊り込みで応援に来ている
学生がこわれためがねをもってきたりしました。
父は無料で直して、楽しそうに学生たちと話をしていました。
小さい頃には、外で遊んでいると球場から歓声が聞こえるので
家に入ってテレビを見ると、大逆転の様子をうつしていたりしました。
そして、子供の頃はおにいちゃんだった球児たちが、
同じ年頃になり、おとうとのようになり、子供の年頃となって
いまや、孫(ちょっと早いです)の年になろうとしています。
ふるさとが、毎年元気にたくさんの人を迎えているのを
見るたび励まされる思いです。
今年も、聖地でのすばらしい球宴を千葉から
見守りたいと思います。(8月2日)

毎日新聞くらしナビ欄「女の気持ち」

〜ば〜ばのねがい〜

ある日息子ファミリーと出かけたショッピングセンターでのこと。
孫のおむつチェンジの際、おむつ替えのベッドがトイレに設置されていて、
それはたいへん 素晴らしいと思いました。
が、ご機嫌の悪かった孫をごまかしながらのおむつ換えは、
なかなかたいへんでした。
そこで考え付いたのがごまかし作戦。
おむつ換えベッドの天井に(つまり上向いてるちびたちのために) 
子供が好きそうな絵を描くとか貼るとかしたら、 
ママ達はもっと楽に作業が進むのではないかしらね〜と。
そうすれば、こどもたちが天井に興味を示しているあいだに
ママやパパは楽におむつを替えられる。
早速そのショッピングセンターにも提案のメールを送ってみました。
すると「たいへん参考になりました。担当部署にも
早速伝えます。」といううれしいお返事。
若いママやパパたちが楽しく子育てできるように
日本中のおむつ換えのベッドの天井にこどもたちが喜ぶような
絵や動く影絵のようなものができたらな〜。
ば〜ばの願いが叶いますように。 


週刊文春「読者の立腹・抱腹」

〜出前メニューの恨み〜

食事の支度をする気がしない。しかし今日は息子がいる・・・。
えーい、かくなる上は出前!
出前メニューの入った引き出しをゴソゴソやっていると、
息子が「ピッツア」と宣言。うどんでもと思ったが渋々、
「じゃあ、どれがいい?」と聞くと全部に目を通して
「ガーリック○○のL」
えっ!?Lは3000円以上する、その上午後は人に会う。
しかし息子の主張は変わらない。
あーあ、わたしはチキンなんたらのSに。
注文の電話をする。まず名前を聞かれ、電話番号、住所。
とその時、店員が言った。
「あー、そこは配達エリアじゃないんですよ。」
わたしは言い返す。
「だって、メニューが郵便受けに・・・」
「すいません!」でガチャン。
決めるまで十分以上もかかったのに!
すきっ腹にムカッ腹で再びメニューの束を手にした。

〜傲慢飛行〜

某テレビ番組の中で、あるテレビタレントが全国の地ビールを
飲む一日ツアーというのをやっていた。
日本中をあちこち駆け回るうち、そのタレントは日程上
どうしても乗らなければならない夜七時発の飛行機に
乗り遅れそうになってしまった。
タレントは航空会社に電話をかけ、飛ぶのを
待ってくれるよう頼んだ。すると、なんと航空会社は
芸能人だからという理由で快く(!)頼みを承知してくれ、
実際飛行機は六分遅れで飛んだのだ。
同じ飛行機に家族の急を聞き、駆けつけるところの人が
いたかもしれない。
その人は一分一秒でも早く飛んで欲しいと
イライラしていただろう。こんな特別扱い(一般の人には
迷惑以外の何物でもない)は恥ずべきことや隠しておくべきことである。
という感覚さえ無く堂々と放送してしまうのだから、
おごれる者は恐ろしい!

〜カルーセル・リキ〜
(愛犬ニッキィの名前をリキとして投稿)

わが家の愛犬リキが去勢手術を受けた。
去勢手術など世間では大したことではないだろうが、
犬も家族の一員として生活しているわが家では一大事である。
リキは無事退院した。だが散歩に行くと傷がツレるのか、
いつもの半分くらいまでしか足が上がらない。
以前はお気に入りのぬいぐるみによく色目を使っていたのに
それもしなくなった。主人はわが事のように心配する。
それでも二日目になると元気を取り戻し、食欲は前以上。
一週間後、抜糸に行くと体重を計った先生も
「オッ、けっこう増えてますね」と呟いた。
「オス犬は去勢をすると太るよ」と誰かが言ったのを
思い出す。
あれから一ヶ月、散歩で仲の良い犬友達に出会う度に
「カルーセル・リキになりましたの。よろしくね♪」と
改めて紹介している。
そ言えば、主人もここ十年、よく太ってきているが・・・。


朝日新聞「総選挙に思う」

〜口先だけより地道な行動力〜

選挙というと毎度お騒がせ。
寝た子が起きるボリュームの車が走り回り、
駅にはのぼりを立てて、支持者を引き連れた候補者が
未来図を語る。
しかしだれひとり、足元のゴミを拾い吸殻を集めるでもない。
目の前のゴミを拾い、町をきれいにすることにさえ気付かぬ人々に
税金や福祉、環境の話は現実問題ではない。
受験と同じ、通れば忘れてしまう。当選さえすればいいのだ。
口先だけの公約よりも、地道な行動力のある人を望みたい。

SUMISEI Best Book reader’s Corner

〜女性はブドウ?〜

以前、新聞に掲載されていた誰かのエッセイに、次のようなものがありました。
「女性はブドウにたとえられる。十代はフレッシュな果実、二十代は
甘酸っぱいジュース、三十代はしゃれたワイン、四十代からは
熟成されたブランデーになる」これを見つけ、私の数少ない引き出しの
一つに入れておきました。
ニューヨークに居たときに、あるパーティーでアメリカ人のカップルの
男性のほうに、このブドウの話をしました。しばらく黙って聞いていた彼は
「四十代からは・・・」と言う私に、「わかった!」と言うので、
「何になるでしょう?」と聞くと、「それは酢になるんだ!」と言って
離れたところにいるパートナーのほうを見て、肩をすくめていました。
このカップルは仲の良さそうな熟年同士でしたが、アメリカでも
おっちゃんはおばちゃんに手を焼いているのだということを知り、
ブドウの話のオチが二つに増えました。
みなさんにとって四十代からの女性は、はたして
ブランデーでしょうか?(12月号)


週刊読売 俳句「松本恭子と二つのレモン」

「恋ひとつ ひろってゆきなと 通り雨」

「牝猫の 集いて コーヒーすする午後」

「かあさんの 目の中に ホラ ボクガイル」


HJ引越情報・月刊レポートの「私の引越体験」

〜太平洋を往復したセキセイインコ〜

引越しは何度か経験していますが、海外(ニューヨーク)への引越しは
たいへんでした。
荷物がすぐに手元に届かないので、その間にどう生活するかを
逆算して船便・航空便にするための荷物を仕分けしていかなければなりません。
初めての海外生活でしたので、何を持って行くべきか、
何が必要なのかがわからずの荷造りで、手探り状態でした。
実際に行って生活に慣れると、あちらには日本食のスーパーが何軒もあり、
当時はヤオハンも健在だったのでほとんど不自由がないということがわかりました。
引越しの折、我が家では家族の一員に“チータロー”という名前の
オスのセキセイインコが飼われていました。
家族ですから、当然彼も一緒にニューヨークに行くことになったのですが、
航空便よりも、船便よりも遅れて約一ヵ月後に一緒に生活を
スタートすることになったのです。
その顛末ですが、出国の時、住み慣れた家を後にして、息子とチータローを
連れて成田の某ホテルに一泊しました。ホテルでは客室内に鳥はダメということで、
フロントにあずけたのですが、翌日受け取るまでほったらかされていたようで、
水をあげると、必死で飲む姿に胸が痛みました。そして、いよいよ空港へ。
見送りの方々にお別れを言って、チータロー共々機上の人となりました。
チータローを客室に連れてはいれたのには理由があり、ちゃんと予約を
入れていたからです。
客室には、動物を一緒に連れてはいれるのですが、一機に一種類と
決まっているのです。
だから、例えば猫が乗る予約が先なら、犬でも鳥でも貨物室行きになります。
つまり、早い者勝ち。機内では座席の足元に鳥かごを置き、布をかけると
静かになり十数時間をいい子にしていました。
(もちろん、鳥であっても航空運賃はちゃんととられます。)
アメリカは犬猫に関しては寛容で、抱いたまま入国することができます。
ところが、鳥に関しては検疫が厳しく、一ヶ月の間、何か病気がないかを
チェックするために検疫所で観察のため留め置かれます。
そして、その間の費用もかかりました。
約一ヵ月後、おかしな病気はないということで、チータローが手元に来て、
やっと家族そろってのニューヨーク生活はスタートしました。
おしゃべりなチータローは、日本語が上手だといって息子の現地校の
お友達に人気がありました。
そして、楽しいニューヨークでの約5年が過ぎ、帰国となりました。
帰国の際は、マンハッタンのエセックスホテルに泊まりました
チータローがいることを告げるとフロントのホテルマンは『Why not?』
(ご遠慮なく、いいですよ)ただ、籠から出さないでね。と言ってくれました。
そして、懐かしい日本に帰国したのです。
日本はアメリカと反対に犬猫は検疫のために留め置かれますが、
鳥は平気です。というわけで、チータローは無事家族と一緒に帰国したのです。
もちろん、帰国便でも客室に予約を入れておいたので、貨物室で寂しい思いを
させることなく、いっしょでした。
自分の翼ではないけれど、太平洋を往復したセキセイインコは、たぶん
チータローぐらいだと思います。懐かしい、思い出です。(No.85/6月号)


SECTION 2 OF YOMIURI SHINBUN読売アメリカ「よみアメ川柳」

「ボクハッピー 一時帰国の妻は留守」

「帰りたいヤツには出ない 帰国令」

「パートにも 箸にも棒にも 帰国主婦」



地域新聞「金曜スクランブル」

〜熟女の文化祭〜     〜時の流れ〜    〜褒めてあげたい〜

〜鏡のつぶやき〜    〜母に似た人〜    〜音のスケッチ〜

〜予防接種の季節だワン〜   〜教育現場今昔〜   わ〜たしがば〜ば〜よ〜♪

 〜主人在宅症候群!?〜    〜キッチンの鏡〜    〜30年前の予言〜 

〜緑の看板〜
     
                        
〜熟女の文化祭〜

デパートで手作りの物の展覧会があった。
これまでのわたしは、「へー、すごいね。上手にできてるねー」
と見て回る立場。
ところが今回は、一緒に習い事をしているお友達に誘っていただいて
自分たちの作品を出品することに。
主婦がにわかに販売員となり、自分で作ったものを
説明したりラップしたり、なれない立ち仕事で最終日の
三日目にはすっかり足もむくみ、お仕事のたいへんさを
身にしみて悟ったのでした。
反面、たった三日間でたくさんの収穫もありました。
大きな病気のあと、閉じこもるのをやめて外に出かけることで
いろいろなものにふれることができ、こころにゆとりが
できるようになったという方、ご主人が定年になり
家にいるようになり、身動きがとれなくなってやっと
でてきて気晴らしをしているという方、多くの方に
接することで自分の持っているしあわせの数え方を
教えていただいたような気がしました。
こうして気ままに作品製作する時間があり、
発表する場が出来、「かわいいね、感動しました。」と
言ってくださる方があり、買ってくださる方があり、
最終日には、家族総出で撤収の手伝いをしてもらい。
わたしは、こんなにも恵まれているのだということを
再認識でき、家族にあらためてありがとうの気持ちが
わいてきました。
次回も参加できるように感性を磨き、家族をたいせつに
していきたいと思った熟女の文化祭でした。(10月31日)

〜時の流れ〜

高校の同窓会が出している会報が送られてきました。
いつものように、ちらーっと中身を見て、おしまいっと思ったときに
目に入った写真がどっかでみたような・・・
でもこんなおっちゃん知らんなぁと、記事をようく読んでみると
 在学中に新任でやってきた、あのモテモテ青年だったK先生です。
ほぇー、こんなおっちゃんになってしまって・・・
月日のたつのは早いもの、そう言えばわたしだって
かわいいおさげの乙女だったのです。あぁ、時は残酷。
神戸にあるわたしの学校は、中・高と女子校だったのでどんな人でも
新任の男の先生は、しばらくのあいだ(みんなの熱がさめるまで)
人気者になるのです。
なつかしいなー。がくせーいじーだーいー(4月2日)

〜褒めてあげたい〜

総合病院の待合室で順番を待っているときです。
なかなか来ない順番に、おとなの私でさえうんざりしているところを、
おなかの大きいママが本を読んであげたりお話をしたり、辛抱強く
女の子をあやしていました。
ところが、ずっとおとなしくしていた女の子が泣き出してしまったのです。
するとママは「おててを洗いに行きましょうね」と洗面所に連れて行き、
しばらくすると、すっかり泣き止ませて元の席に戻って、またにこにこと
親子で楽しそうに晩御飯は何にしよう?と話しているのです。
私も、昔子育てをしているときに母から「子供が泣き出したら、
すぐその場から別のところに行きなさい。ひっくり返って泣いたりする前に、
泣くことに執着させずに別のことに興味をうつさせなさい」と
アドバイスされたことを思い出しました。
手を上げるのでもなく、泣いている子を上手に泣き止ませる
若いママに感心しました。
最近は何かにつけて、子育て中のママパパたちにまわりの目が
厳しいように思います。
子育てはお仕事と違い、成果を認めてもらうことは少なく、
落ち度を責められることが多いのではないでしょうか?
若い人たちが毎日わからずやのちびちゃんたちと
格闘しているのですから、せめて経験者のわたしたちは優しい気持ちで、
心の中であるいは言葉でねぎらってあげたいものです。
昔の近所のおばちゃんたちのように。(6月11日)

〜鏡のつぶやき〜

8月の終わりに同窓会がある。
神戸の女子校時代のなつかしい友人たちに、何年ぶりかでまた会える。
参加費の大枚8千円はもう郵便局で払った。
朗読ボランティアのほうは、テープ入れの邪魔をするセミの出現で
しばらく夏休み。趣味のドライフラワーアレンジメントも、この暑さで
熱いグルーガンを手にしたくない。
ふとできた時間に、同窓会に着て行く服を物色することにした。
整理がへたなわたしのクローゼットには、けっこうな量の服がある。
あっこんなのがあったか・・・これもいいかも・・・
試着して鏡の前に立つと、いまいちだね!なにそれ!と
鏡のほうが許可してくれない。
よく見るとシミがついていたり、どう考えても昔のサイズで
今は無理なものが数点。
次々着てみるうちに鏡が言いたいのは、「服じゃないよ、
その体型どうにかしてよ!」だと推察。
ダイエットが必要だと痛感した。
処分する服もいくつか見つかり、まずクローゼットの
ダイエットには成功した。クローゼットに見習って本体の
わたしもこれからダイエットをしなくっちゃ。(8月20日)

〜母に似た人〜

久しぶりに亡くなった母によく似た人を見かけて、うれしくなった。
と言っても、姿かたちではない。
それは、津田沼のスーパーのレストランでのこと。
小さな女の子を連れたママとおばあちゃんの三人が席に着いた。
注文してしばらくすると、女の子は飽きてきた様子。
お料理が届くまで、気を紛らわせるようにおばあちゃんは
女の子の相手をしていた。
そして、急いでハンバーグランチを食べてしまって
先に会計を済ませてから、にっこりしてママにこう言った。
「わたしが見てるから、ゆっくり食べていらっしゃい。
おもちゃ売り場にいるから」と。 母もそうだった。
息子が小さかった頃、食事に出掛けると母はあっと言う間に食事を終え、
息子を抱いてレストランの外に出て、相手をして待っていてくれた。
子供をかかえていては、ゆっくり食事もできないだろう、
せめてわたしがいる時はゆっくりしなさいと。
わたしもいつかおばあちゃんになったら、母のようにと思っている。

〜音のスケッチ〜

うっとおしい梅雨空。
時計代わりに朝から晩までつけっぱなしの
テレビのスイッチを切り、コーヒーカップを片手にぼんやりとしてみた。
今日は予定のない一日。
耳に入ってくるのは、雨の中車が水溜りを走り抜ける音。
カラスやネコの鳴き声。ことりのさえずり。
家の中では愛犬の寝息。いや、大いびき。
ボランティアで本を音声テープにするときには、
どの音も困った雑音なのだが、こうして聴くと
なんといとしい音たちであろう。
今日は何をしてもいい、そして何もしなくてもいい一日。
音のスケッチを楽しんでみようかと思う。

〜予防接種の季節だワン〜

わんちゃんの予防接種のシーズンです。
したがって、動物病院は1年でいちばん忙しい頃では
ないかと思います。
お医者さんの評判は、口コミで広がってゆくことが多い
のですが動物のお医者さんは特にそうだと思います。
なにしろ、毎日お散歩で出歩く飼い主同士が「あそこは
こんなにいいよ。」とか、「あそこは、だめだ。このあいだ
だれだれちゃん(犬のなまえ)が、誤診されて死んだ。」
などと情報の交換をするので、あっという間に悪い評判は 広がってゆきます。
我が家の愛犬は、このあたりではナンバーわん!の
おおさき先生(おおさき動物病院)がホームドクターです。
ちなみに、我が家でホームドクターを持っているのは、だけです。
インフォームドコンセントも、とても丁寧だし、
なにより動物が好きなのがよく分かり、飼い主は安心なのです。
腕もいいし、悪いウワサは聞いたことがありません。
動物病院の待合室には、子供の病気のときには奥さんに
まかせっきりだったようなおじさんが、心配そうな表情で
犬やねこを抱いていたり、飼い主同士お互いのペットの病状を
話し合ったり不思議なやさしい雰囲気があります。
ねこちゃんの飼い主の方は、捨て猫をひろって飼っている方が
けっこう多くて「この子は死にかけていたんですよ」とか
「生まれたばかりで捨てられたみたいで・・・」といったお話を
よくされます。やさしいなぁと感動することが多く、拾われた
ねこがしあわせをはこんでくれるといいなと思います。
ペットの飼い主はみんな、良いお医者さんはつい教えたくなって
評判のいいところはますます混んでしまうのです。

〜教育現場今昔〜

先日、お寺にお参りする機会があり祈願の内容などを書き込んでいると
小学生がゾロゾロとやってきた。

社会見学かぁ〜と思っていると、正面に並んだ子供を見渡して
引率の先生は「今は宗教上の理由で、わたしは別に
頭を下げたりしたくないと言う人もいるかと思います。
そういう人は無理にする必要はありませんから」
と言うではないか。

ぶったまげた。

私が小学生のときには先生はそんなことは言わなかった。
「しっかりお勉強しますから元気で、みんなと仲良く
できますようにって頭さげなさいね〜」
くらいなことだったように思う。

今や小学生に宗教観が違う人はウンヌンと神社で言うのだ。
たぶん先生のマニュアルにはうるさい保護者への対応のため
このひとことが大切ですなどと書かれているのだろうと想像した。

なんだかなぁ〜

公園や神社で無邪気に遊ぶ子供の姿も
絶え、情緒や目に見えない伝えていく「何か」は
消えていくのだなぁと
しみじみ寂しい気分になった。

なんだかなぁ〜と。。。

〜わ〜たしがば〜ば〜よ〜♪〜

孫が生まれて、おばあちゃんになった。
新生児室が決まった時間だけガラス越しに見える。
ギャラリーが「かわいい!」「かわいい!」と
じじばか、ばばばか、パパばか、ママばか、親戚ばかと
ばかばっかり(笑)

いい風景です。

どの子もお母さんのお腹の中で数ヶ月を過ごし
頑張って共同作業の出産をやりとげてきたのです。
「えらいえらい、ママも赤ちゃんもよく頑張ったねぇ」と
褒めてあげたい。

ちいさな体でこんなに大きな幸せをみんなにくれてると誰かが
言っていました。ほんとうにそのとうりだと思います。

こうして命は伝えられて、歴史が綴られるのですね。
感動です!

〜主人在宅症候群!?〜

一月四日にめでたく11歳になった愛犬のニッキィ。
昨年まではそれほどでもなかったが、
よる年波のせいか、この年末年始はお疲れだったようだ。

夫が定年になって家にいるようになると、
奥さんの中には「亭主在宅症候群」とか言って、
ストレスで病気になる人もいるとか。

ニッキィはまさに「主人在宅症候群」のようで、
仕事始めで夫が出勤したとたん、わたしのベッドで爆睡。

「亭主在宅症候群」になる人は、
まじめで几帳面な性格の人だとか。

なんでも「テキトー」がモットーの私ではなく、
ご主人様ひとすじが信条のニッキィが疲れるのもむべなるかな。

とは言え、そろそろ忠犬も定年にして
のんびりしてもらいたいと苦笑しつつ願っている。

〜キッチンの鏡〜

うちの台所には小さな鏡がある。
ちょうどシンクの前に立つと、カウンターに置いてある鏡に顔が映る。
結婚した時からず〜っと30年間、引っ越しても私のキッチンには
鏡があった。

お化粧が似合わない私は口紅しか持っていない。
そんな私だから(笑)鏡に映すのは美醜ではなくて、気持ち。

それはおばあちゃんから受け継いだ習慣のひとつ。

おばあちゃんは、「優しい気持ちでお台所仕事をしなさい、鏡に映ってる
自分の顔をみてごらん」とよく言っていた。

毎日キッチンに立つと自然に自分の顔を鏡に映して確認している。
今日の私はどうだろう?と。

〜30年前の予言〜

大阪中ノ島のホテルで30年前の11月、私たちは結婚式と披露宴をした。
夜中には嵐のような雨が降ったが、朝にはすっかり上がって
まさに良い日和、めでたくとどこおりなく一日は終わった。

さて30年経って、ふとこんなエピソードを思い出した。

当日、新郎と新婦はそれぞれ別の部屋で晴れの衣装を身に着けた。
というか、着付けてもらった。
ホテルの専属の方が数人がかりで支度を整えてくださるのだが、
新郎のほうの支度を終えて新婦のほうに来られた方が
「今日の新郎さんは私たちに挨拶をされて、
それからの着付けだった。こんなことは初めてです。
良いお婿さんですね」と言ってくださった。

毎日のようにいろいろな人の着付けをしていらっしゃる
係りの方に褒めてもらった花婿。 
花婿は真珠婚までの30年の間、わがままな新婦
(いまや立派なば〜さんとなった私)の手を引いて夫婦道を歩いてきた。

私は係りの人の目の確かさを感じる。
私が30年かかってたどり着いた結論を、彼女は予言していた。

〜緑の看板〜

緑が気持よい季節がやってきた。
わたしの住むマンションの緑も手入れが整い元気だ。

数年前マンションの管理組合の役員の時に、
マンション新築時から管理会社に任せていた緑の手入れを、
地元の植木屋さんに移行しようという意見が出た。

ある日の役員会で植木屋さんが顔を出してくれた。
いろいろ意見が出た中、私は「地元の植木屋さんなら通る人が見て、
いい手入れをしていると言ってもらえる仕事をしてくれるでしょう。
ここを植木屋さんの看板と思って仕事をしていただいてはどうでしょうか?」
と賛成の意見を言った。

はたして数年たって、今年もきれいな桜が咲き、緑も元気だ。
順番とはいえ、当番のときの意見が間違っていなかったことにほっとする。

もうすぐ裁判員制度が始まる。いつか大役を
引き受けなくてはならない時が来たら、同じように数年後に
良かったと思える結果が出るように努力しなければと思う。


JAF−MATE 10 「リーダーズフォーラム」

〜早目のライト点灯で事故減少〜

夕暮れ時のライト点灯で事故が減少しているそうですが、
以前住んでいたニューヨークでは、同じ理由からワイパー使用時には
ライトを点けることが常識でした。
視界が悪い雨の日に相手に自車の存在を知らせる意味で
相手のためにも自分のためにも、たいへん良い習慣でした。
日本でもぜひ取り入れて欲しいと思います。

RackAce

〜雑誌はスナック菓子のようなもの〜

「雑誌」−良いですね、この謙虚なひびき。スナック菓子のように
手軽で、ちょいとつまんで好きなだけ読んで・・・・・。
雑誌がカラフルに並んだ書店。私はお菓子屋さんの店先で
どれにしようか迷っている子供と同じ心境で
おいしそうな雑誌を選びます。
駅のキオスクでガムを買うのと同じように、夕飯のおかずに
さっそく間に合いそうなメニューの作り方までのっている、
きれいなカラー写真を目あてに週刊誌を手にとります。
浅く広く世の中のことを知りたい時も、あまり字は見たくない時も
写真大アップの、薄くて軽い雑誌がちゃんと私を待っていてくれます。
まさに、あなた好みのスナック菓子のような雑誌は私にとって
目においしくて軽くてもたれず、しかも買いやすいお値段は
ありがたいかぎり。
雑誌が山のようにある時代は平和な時代だと思います。
読みたいものが読めなかった戦争中を思えば、
幸せな時を生きていると思います。

東京新聞ショッパー「あのことこのこと」

〜なるべく外へ〜