2003.08.02up

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水分補給と便秘

情報源:米National Parkinson FoundationのWeb Site
‘Nutritional Matters’by Kathrynne Holden MS RDから一部を抜粋。

1.パーキンソン病の人に水分補給が必要なわけ

 水はビタミンやミネラルを体内で溶かし体内への吸収を助ける。水はまた潤滑油の役割をし、目の中や脊髄が受ける衝撃を吸収する。消化により食べたものがエネルギーに変わるとき、体の中で多量の毒素と老廃物ができる。水はこの老廃物を体内から外に出す役目をする。便をやわらかくするために大腸と小腸は水分を保持しておく必要がある。

 体の水分が不足すると、バクテリアが膀胱の壁に付着し尿路が感染症にかかりやすくなる。また小腸は、小腸自体から必要な水分を補おうとする。その結果、便が乾燥し、固くなり、便秘になる。この症状は薬によって起こる場合もある。

2.目と口が乾燥する理由と対応策

 眼、口の渇きはアーテンなどの抗コリン剤が原因と考えられる。他のパーキンソン病の治療薬の中にもこのような症状を引き起こすものがある。口が乾燥していると、食べ物を飲み込みにくくなったり、口を開けて寝たり、起きているときに口で息をするようになる。唾液がないと、バクテリアが歯茎で繁殖し、歯が抜けたり虫歯になったり、消化機能が衰える。

できるだけ頻繁に水をすすり、口の周りを湿らせるようにすると口の乾燥を防ぐ。
人口の涙(薬局で買えるとか)を1日2,3回眼に差す。

 特に高齢者のパーキンソン病の人に多いが、喉の渇きに対する感覚が鈍るため、水分補給が遅れることがある。

〜水分の補給に就いて〜

 毎日グラス4杯から8杯の水を飲む。

 クランベリージュースを毎日飲む。クランベリージュースは、膀胱や尿路の壁にバクテリアが付着するのを防ぐため感染症の防止になる。アルコールやカフェイン入りの飲み物を飲んだら、それと同量の水を飲むようにする。

3.便秘対策

 食物繊維は根菜に含まれている。水溶性の高い食物繊維は、豆、、フルーツ、野菜だが、特に優れた食物繊維はブラン(ふすま)である。食物繊維の摂取量を増やす時は徐々に増やす。
腹部の膨張感やガスが出るようになるが、これは体が慣れていないほど多量の繊維を摂取したためである。便秘対策として病院で使われている方法として、プルーンジュースがある。

アップルソース
(リンゴを細かく刻んで煮たもの)  カップ1/2
ブラン(ふすま)  スプーン小さじ2杯
プルーンジュース  120から180cc

 これらをよく混ぜ、冷蔵庫に保存。1日スプーン1杯から始め、自分が効果があると感じる量まで少しずつ増やしていく。もし口の渇き、目の乾燥、激しい喉の渇きを感じるのであれば、1日どれくらいの水を飲んでいるか記録すると良い。

4.便秘薬、センナなどを飲まない方がよい

 センナは便秘対策に有効だが、小腸の末端神経を刺激することにより、排便を誘う。
ただし、センナは作用がきつく、小腸を痛める可能性がある。

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