ふぇった日記

【2000年12月28日 電気式タコメーターのビルドイン】

 アルフェッタの前期モデル(Sr.1)はセダンも1.8GTもタコメーターがワイヤー駆動の機械式です。メーターの状態が良ければ正常な値を表示してくれるはずですが、残念ながら僕のフェッタの機械式メーターは正しい値を表示してくれません。オリジナルのタコメーターはパネルごと3セット手元にある(爆)のですが、いずれも製造から30年近く経った中古品(^^;。最も状態の良いモノを選んでも若干低い値を表示している様です(機械式broken→機械式betterの交換記はココ)。

 正確なタコメーターは運転のためにも、機関の保護やメンテナンスのためにも欲しいところです。しかも、できればメーターパネルの雰囲気を変えない様にしたい。う〜ん。簡単そうですが難しい命題です。

 オリジナルのタコメーターの表示板を利用して電気式タコを作ってくれる計器屋さんもありますが、

をコンセプトにして、純正メーターパネルを加工して社外品の電気式タコメーターを埋め込んでみることにしました。


 純正メーターパネルはこんな感じです。5連メーターでカッコイイ(^^)。一番左がタコですが、大径の純正ステアリングでも視線に干渉して少々見づらい。35φとか36φのステアリングにすると、この傾向はさらに顕著になります。
 中央の小さな3連計は、左から燃料計、時計、水温計。視認性の良い正面に置かれた時計は不正確な上に待機電力が大きい不要装備。ビルドイン場所はここに決定です。  
 '50年代のジュリエッタや'60年代のジュリアは、個々のメーターがダッシュに直接埋め込まれています。ですので、特定のメーターのみをコンバートする加工は比較的容易だと思われます。しかし、フェッタはカーエレ発展途上期の'70年代モノ。パネルもメーター基盤も中途半端にコンビネーション化されてしまっています。
 一見、写真の「ネジ?」を外せば良さそうですが、これはネジではなくてネジ風に装飾された「プラリベット」なんです。
 リベットは裏側からみるとこうなっています。表からリベットを差し込んで、裏側で溶かして潰されていました。
 少々面倒ですが、パネルを傷つけない様にリベットをドリルで揉んで抜いていくと全てを綺麗に外すことができます。こうすればメーターのガラスを留めている四角いガラスカバー(5枚)を外せます。
 使用したメーターはLAMCOの52φの電気式タコメーター。ネットオークションで\3,000〜\4,000くらい。表示板が黒で径が52φなのは大森とLAMCOしかありませんでした。
 純正メーターパネルにビルドインするので、表面のガラスを外します。矢印裏側のカシメを外して分解。
 メーターパネルの時計のあった場所に装着してみました。LAMCOメーター前側の「ツバ」をガラスカバーで押さえつけて固定してあります。
 メーターパネルは分解したついでに、下地処理してマットブラックで全塗装(オリジナルも黒色塗装です)。ガラスも全て磨いて組み直しました。滅茶苦茶綺麗になった(^^)。
 裏側からみるとこんな感じ。タコメーター本体が予想以上にデカイ(^^;。
 プラリベットで留められていた箇所はステンのビス&ナットで留めてみました(上の写真矢印部)。スパルタンでカッコイイですが将来的には黒いビスにしたいですね。
 裏側に大きく飛び出るメーター筐体の逃げを作るために、メーター基盤に大穴を空けます。52φの穴を空けると、メーター照明のエッチングが一部断線してしまうので、ジャンパケーブルをつけなければなりません(矢印)。
 メーターパネルとメーター基盤を組み上げると、こんな感じになります。(当たり前ですが)追加タコ以外の計器は全て基盤側についています。
 基盤から追加タコメーターの照明とアースを取っています(写真)。
 完成したメーター裏側。
 あとはイグニッションコイルの(-)端子からの配線と、ACC(フェッタにはACCがないのでIGNITION ON)をタコメーターに接続すればOKです。
 表側の写真です。タコメーターが機械式と電気式の2つになっちゃいましたが、予想以上に綺麗に収まりました。見た目の違和感は少ないと思います。
 なお、追加タコ部分はオリジナルのガラスが収まらなかったので、薄いアクリル板を使っています。普段は解らないけど、フラッシュ焚くとバレますね(^^;。
 フェッタに取り付けてみました。やっぱり正確なタコメーターは嬉しい。今までが回転落ちが妙に遅く感じていたのも、一部はメーターの機械ロスだったことも解りました。アイドリングでも針がビシっと静止しています。
 たったこれだけなのに凄く乗りやすくなりました。計器が信頼できるというのは凄いことなんですね。
 【2002年9月4日 タコアダプターの取付】

 快適に動いていた電気式タコメーターですが、MSDのCDI(正確にはMDI)を取付けたところ動かなくなってしまいました。しばらく試行錯誤しつつ機械式タコで過ごしていましたが、諦めてMSD純正のタコアダプターを購入しました。
 回転パルス信号を正常化(単純化)するものらしいです。ローパスフィルタっぽかったので自分で作ろうと思いましたがダメでした(^^;。

 写真奥(矢印)がMSDのタコアダプター。手前がCDIの本体(MSD6AL)。アダプタ装着後は完動です(^^)。代理店の方のお話ではMSDを装着すると、国産のタコメーターは動かなくなることが多いみたいです。大森のメーターが動かなくなるかどうかは不明ですが、少なくともLAMCOは×でした。いずれにしても52φの輸入メーターはなさそう(もしくは入手が難しそう)です。

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