では、銃剣突撃による白兵戦は有効ではなかったの?
両軍の戦死者の85パーセントまでが銃火器によるもので、刀槍銃剣によるものは、わずか2.5パーセントにしかすぎなかった。さらに日本軍の場合、刀槍銃剣による負傷者は全負傷者の4.5パーセントにしかなく、しかもその80パーセントが以上が入院を必要とせず、在隊治療で治ってしまう程度の軽微なものであった。この数字がそのまま白兵戦の無効性に結びつくわけではないが両軍とも白兵突撃が有効であったとは思えない。ただ、戦闘に勝つためには相手の野戦陣地や要塞を攻略する必要となる。そのとき最期まで頑強に抵抗されれば銃剣突撃の白兵戦を採用せざるえない。しかしこの時にも、あらかじめ重火器によって相手を壊滅状態にさせとかなければ、敵陣にたどり着く前に速射性と殺傷力に優れた近代兵器に部隊ほとんどが壊滅してしまうことは言うまでもない。