日露戦争ってどんな戦争だったの?何で戦争になったの?

 日露戦争とは、今から100年前ぐらい1904年2月から1905年9月までの約1年半にわたる日本とロシアが戦った戦争じゃ。この戦争は日本やロシア国内で戦った戦争ではなく、朝鮮半島や満洲(現在の万里の長城から北方の東北地区)でおこなわれた戦争だった。
 何で戦争になったかを話す前に、今から100年前の「日本やロシアがどの様な国だったのか」という事から話そう!

 日本は江戸時代ずっと鎖国をしていて中国・オランダと以外は貿易や交流がなかったんだ。1853年江戸時代の終わり頃に、アメリカから来航した黒船によって開国し国際社会の仲間入りをしたんだ。しかし当時の国際社会は弱肉強食の時代で、ヨーロッパ諸国やアメリカが争って植民地を獲得していた時代だったんだ。この時代、日本が植民地にならずに生き残るには近代化と欧米に負けないくらいの力が必要だったんだ!そのため日本は幕末の動乱をへて、江戸から明治へと近代国家の道を歩み始めるんだ!そして1889年2月11日には大日本帝国憲法を発布して近代化を実現させ、ついに朝鮮半島へと進出していくんだね。
 

 そうじゃ。しかし、朝鮮半島に勢力を進出させた日本は清国(現・中国)と衝突し1894年には戦争にまでなってしまうんだ。この日清戦争で勝利した日本は清国から多額の賠償金と、台湾や遼東半島などの領土を手に入れ、近代国家として欧米諸国に認められる為の一歩を歩み出したのじゃ。
 だが、日本の朝鮮・中国進出をよく思っていないロシアがドイツ・フランスと共に遼東半島を中国に返還するように日本に警告してくるのじゃ。この要求に日本は従う他なかった。何せロシアだけでも脅威なのにフランス・ドイツまで加わってたんじゃからな。しかも返還させ遼東半島をロシアは中国から借り受け堅固な要塞を造ってしまうのじゃ。
 これは
三国干渉といい、日本は中国の古事にある「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」をスローガンに耐え忍び、やがて来るだろうロシアとの戦いに備えて国力を蓄え始めるんじゃ。

日 露 戦 争