アフリカンシクリッド 弱アルカリ性水質

湖に住むアフリカン・シクリッドの飼育

African Rift Lake Cichlid

  弱アルカリ性の水質維持

水質について
 リフトレイク・シクリッドの生息域である3大湖は、弱アルカリ性の硬水です。そこに生息するシクリッドを飼育するには、その水質を保つことが不可欠条件であり、中性〜弱酸性水域に生息する魚と同じ水槽内で飼育することができません。
大きな湖の水質は安定しており、そこに住む魚たちは、水質の急変には特に弱く、導入時には他の魚よりも気をつけなければなりません。けれども本来は、とても丈夫ですので、飼育は容易です。

日本の水道水は、微アルカリ性〜弱アルカリ性(pH7.2〜7.6)で硬度は低いですが、健康な個体であれば特に調整をすることもなく飼育することも可能です。入荷してまもないワイルドの個体や、敏感な種類には、少々気を使う必要があります。市販されている水質調整剤を使うのも良いですが、特別それらを用いなくとも別にもうひとつ小さな水槽を用意し、綺麗な水で迎えてあげられるようにするのが簡単でよいと思います。

弱アルカリ性の水質を安定(維持する)させるには、逆から考えてみれば、水質を酸性に変える要素をなくせば良いわけです。 例えば、食べ残した餌の腐敗による酸化、フィルターや底砂の中に詰まった汚物の放置による酸化、流木による酸化、枯れた水草の放置・・等。 これらのことから、餌の量に気をつけたり、フィルターや底砂の中をこまめに掃除すること、流木・水草を入れない等。魚が中で生活しているので水が汚れるのは当たり前のことで 、魚の数が多ければ多いいほど水は早く汚れます。これには、頻繁な水換えで対応できます。
その他、水を弱アルカリ性に傾けるのに良い方法として、水槽やろ過装置の中にサンゴ砂や石灰岩を入れておくと良いです。それらは、硬度も上昇させます。

水槽を立ち上げて数日間は、バクテリアが定着していないので水質は変化しやすく、pH試験紙や測定器等でまめにpHを測り、頻繁に水換えをし水質の変化を事前に予防しましょう。水槽が安定してきた後は、水の汚れ具合によって定期的な水換えを繰り返し、時々pHを測定すればよいと思います。水換えが頻繁にできない場合は、やむを得ず市販されているpH調整剤を使用するのも一時的な手段です。しかしながら、このような水質調整剤は、アルカリ性水を作るものではなく、pHを一時的に一定以下に下げないようにする薬なのでやはり水換えをしたほうが良いです。

 アフリカン・シクリッドを飼育する水槽は、特に水の汚れが早いので、頻繁な水換えは不可欠条件といえると思います。


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水質調整に関する注意点


 水を作るのに、バクテリア添加剤や水質調整剤を用いることがあります。
それらは、メーカーにより内容物に若干の違いがあるようです。 このようなものを使用する場合は、それぞれを一社一種類に決めてしまいましょう。突然他のメーカーのものに変えることで、水質に微妙な変化が起こり、生体に致命的なダメージを与えてしまうことも無くはありません。前項でも述べましたが、アフリカンシクリッドは、特に水質の変化に弱いです。

 また、水質維持に関連して、水槽内にディスプレイする物にも気をつけましょう。
特に天然の石には、気をつけましょう。石は、採掘場所により成分が違います。見た目ではわかりませんが、水の中に置かれた石からは、石の成分が水に溶け出しています。それは、急激な水質の変化につながり、アフリカンシクリッドにとって致命的なことです。
水槽内に置く石・・・また、石でなくても、必ずアクアリウムショップで使用方法を確認し、確実といえるものだけにしましょう。






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