越谷の家
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家族室 桧の柱、杉板張りの床と天井、漆喰の壁で、新建材の嫌な匂いはまったくしない空間。階段付近は吹抜けに。上部の窓から午後の光が食堂に射す。季節ごとの一日の太陽の動きが手にとるようにわかる空間。 |
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玄関 土間床と板床の段差は10cmに抑え、介護時に女性でも車椅子を押すことができるように。ベンチは靴の脱ぎ履きに便利な位置とし、手すりの高さは現場で妻と協議しながら決めたもの。天井まで塗り上げたシックイを照らす間接照明で、玄関にふさわしい演出を試みた。バリアをつくらないだけでなく、美しくをモットーに。 |
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キッチン 流し台側、作業台側ともキッチン一式は家具屋の製作による。シンク下のオープン部分は、ごみ箱や冷蔵庫に入れない野菜などを置くスペースに。将来、食器洗浄機もこの部分に設置する予定。壁にはレンガタイルを使用。油が馴染み、汚れてもほとんど気にならない材料であるため、意外にもメンテナンスフリーである。 |
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ユーティリティ 浴室方向を見る。脱衣、洗濯、物干しをこの3帖の一室で。大量に出る父親の洗濯物を、雨の日・夜間でも干しておけるようにと、室内の物干場を望まれた。2箇所のトップライトから陽がサンサンと降り注ぐ。物干竿はチェーンで操作する昇降式のもの。浴室の出入口には段差解消用のサッシを用い、脱衣所との床レベルを同じにした。サワラの板を張った木の香り漂う浴室には、3箇所に手すりを設置し、健常者にも使いやすい。 |
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2階廊下 吹抜けを取り囲む。天井のレーバーの上がハイサイドライド。吹抜けとロフトに光を落とし、夏には各室に溜まった暖気を一番高いこの部分から排気する役目を果たす。高窓の開閉はスイッチで電動操作。ルーバーはメンテナンス時の足場として、また高すぎる天井を見せずに視線を受け止める役目として設けた。木のルーバーから透して落ちる光は独特の美しさを持っている。 |