ルクソール西岸 1

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東西に流れるナイル川をはさんで太陽が上る東岸は生きる人の街ですが、沈む西岸は死者のための街としてネクロポリス・テーベ(テーベの墓所)と呼ばれています。

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西岸での最初の見どころはメムノンの巨像でしょう。これはアメンヘテプ3世葬祭殿入口にあったもので、後のメルネプタハ王によって葬祭殿に石材が持ち運ばれ座像のみが残ったものです。以前この像は朝日を浴びると「キーン」という音を出したらしいですが、ローマ時代の修理で音は止まりました。”メムノン”とはギリシャ人が付けた名前でその音がトロイ戦争で滅ぼされたエチオピア王メムノンのことで、その「キーン」という音が彼の母に歌いかけていると解釈されたためです。

メムノンの巨像を過ぎて少しすると左側にラムセス3世葬祭殿が見えます。中には入ったっことはありません。
クルナ村という小さな集落ですが、別名”泥棒村”と呼ばれています。写真でわかると思いますが、後ろの山腹に遺跡が見えます。この辺は貴族の墓で、このクルナ村はその上にできています。昔から村人は墓から遺物を掘り出し、それを密売して生計を立てていました。現在では法律により密売は禁止されていますが、年に1,2回摘発されることがあるようです。
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