ルクソール西岸 2
ハトシェプスト女王の葬祭殿

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ハトシェプスト女王の葬祭殿です。この女王は古代エジプト史のなかで唯一 ”王”となった女性です。切り立った断崖を背にした3段テラスのこの遺跡は荘厳かつ美しい建築物です。

この写真は逆光気味に撮られていますが、崖の険しさや奥行きがわかると思います。

最初の坂道を上がった第二テラスから第三テラスを撮影したものです。
 

葬祭殿の中には美しい壁画や彫刻が残されています。よく見ると意図的に削られた部分があることに気付きます(左上下)。これは次の王であるトトメス3世ハトシェプスト女王の名前や彼女を描いたものを抹殺しようとしたためです。ハトシェプストと夫トトメス2世の間には子供が無く、トトメス2世の死後、第二夫人との間にできたトトメス3世が王になることになりましたが、彼がまだ6歳だったためハトシェプストが後見人となって権勢をふるいだし、トトメス3世が成長すると辺境の地の警備に当たらせました。そしては自分が王であると主張したのです。その恨みが葬祭殿からの抹殺という形で表れたのです。

テラスの上からナイル川方向を見たものです。

ルクソール西岸にはまだこれら以外に 王妃の谷ラムセウスデル・エル・メディーナセティ1世葬祭殿マルカタ王宮址など見どころはいっぱいあります。王家の谷は別に紹介します。
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