○ わたしと「マクロビオティック」。 You are what you eat. あなたは、あなたが食べるものと同じである。 つまり、食べたものからあなた自身は作られている…ということ。 それが、マクロビオティックの基本的な考え方。 最近では、小さな本屋でもマクロビオティックに関する本をとてもよく見かけます。 大きな本屋では、本当にたくさんのマクロビオティックの本があります。 入門書、レシピ本、理論について… インターネットでも、検索すれば次々にマクロビオティック関連のサイトが見つかります。特集ページだったり、毎日のお料理を載せたマクロビ実践者さんのめちゃくちゃ素敵なサイトだったり。 そんなわけで、わたしなどがマクロビオティックについて伝えたい!と思うのは少し身の程知らずな気もするのですが… ここではどちらかというと「理論」よりは、「こんな風に生活に取り入れています」「こんな風にわたしは変わりましたよ」ということをお伝えしたいなぁ、と思っています。 たまたま話の流れで、マクロビオティックの食事をしていることを言うと、ときどき「マクロビオティック?どんなの?」と深く尋ねられることがあります。その機会はあまり多くないのですが。 でも、そんなときはほとんどいつも、うまく答えることが出来ません…。 「玄米菜食」…つまり玄米と野菜中心の食生活、と言ってしまうことが多いですが、それもなんだかピント外れのような気がします。 自分の中では、マクロビオティックは「より自然な食事」だと思っています。 食べものを栄養素だけで見ない、自然で、バランスを考えた食事。 でも、今の世の中ではかえってマクロビオティック食の方が「不自然」と見られます。 基本的に、肉も魚も卵も牛乳も食べない。白砂糖なども摂らない。 「じゃあ何食べるの!?」 はい、わたしも最初はそう思いました。 一歩家の外に出ると、世の中には動物性・白砂糖・化学調味料、添加物だらけ…何も食べられるものがない。マクロビって、特殊で不自然な食事なんだと思いました。 でも、そういう「不自然な食事」をしているうちに、身体がどんどん変わっていきました。 わたしは高校時代に慢性疲労症候群という病気を患い、それをきっかけに家族でマクロビオティックを始めました。 治療法もわからなかったその病気が、食事を変えただけでその主な症状である「異常なまでの疲労感」が緩和されたこと。 ほとんど不眠症だったのが、眠れるようになったこと。 ジャンクフード中毒でほとんど麻痺していた味覚が敏感になって、野菜を「おいしい…」と思うようになったこと。 おでこの生え際にどっさりにきびが出来たあと、それが自然に治り、肌が少しきめ細かくなったこと。 ADHDではないか?と言われるくらいだらしなかったのが、自然と解消されたこと。 そのほかいろいろ、数え切れないくらいに変化がありました。 (これについては、サイトのあちこちで書いていきたいと思います。) 自然のものを食べていると、人間の身体も自然に近づいていく。 本来人間に備わっているはずの直感力や自然治癒力が発揮されてくる。 ほんとうに、そんな感じでした。 まず、内観能力…というか、自分の身体に対する感受性が高まってきます。 どこが痛いのか、どこを伸ばしたいのか、温めたいのか、冷やしたいのか…。 常にどこかが痛かったりする「不快な状態」に慣れきっていたわたしは、「不快であること」にすら気がつかないくらい感受性が鈍っていたのだとわかりました。 そういう変化を体験したあとで、果たしてどういう食生活が「自然」なんだろう…と考えてしまいました。 例えば、マクロビオティックでは季節にあった旬のものを食べます。 夏は夏野菜。トマトやきゅうり、ナス。そういう野菜は、身体をクールダウンさせてくれます。冬の野菜は、根菜類が中心。根菜は身体をあたためてくれます。 季節の野菜を取ることで、その季節に合った身体にととのえていくことができる。 自然界ってすごく良く出来てるんだなぁと驚かされます。マクロビを続けていく内に、それまで全く知らなかった野菜の旬も、自然に覚えました。 お肉・魚・卵を食べない=マクロビオティック、ではない。 季節や体調、食べ物の持つ影響などのもっと大きな視点から「自分にふさわしい食事」を選んでいくこと。 それが自然な食事であり、 そしてマクロビオティックなんじゃないか…と思います。 |