動画の編集では映像の方ばかり気にして音声は適当という方。いませんか?
どうせなら音声も綺麗に残しておきたいものです。そこでここでは、
音声のノイズ除去、正規化(ノーマライズ)、Lameを使ったmp3エンコードと、3つの手順を説明したいと思います。
まずは必要なソフトウェアをダウンロードします。
NeroWaveEditorはCD-RライティングソフトウェアNeroをインストールするともれなくついてくる、高性能なWave編集ソフトです。 おまけソフトとはいえ、一般の人が使うには十分な機能を備えています。 既にNeroをお持ちの人でしたらPCにインストールされていると思いますが、そうでない方は購入をする前に、PRO-GのWebページで体験版をダウンロードすることができるので、とりあえずそれを使ってみて気に入ったら購入するのが良いでしょう。
体験版は上記のリンクに飛び、左のメニューにあるダウンロードをクリックして無料体験版ダウンロードの項目からnero5.5をクリックします。メールアドレスを入力するとダウンロード画面に飛ぶので、そこでダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルは自動セットアップ方式になっていますので、実行したらウイザードの指示に従いインストールしてください。
WANI(Wave Audio Normalize Instrument)はNOBさんが作成しているフリーソフトで、 個々のWAVEファイルによって音量が大きかったり小さかったりして音声が聞きづらい等の不具合を、音声を正規化(ノーマライズ)して一定の音量にすることによって、聞きやすいWAVEファイルを作成することを目的としたソフトです。 TMPGEncにも同じような機能があると言えばわかりやすいかもしれません。
フリーの音声編集ソフトではSoundEngine Freeが有名ですが、WANIは比較的高速で、なおかつシンプルなインターフェースなので初心者にも使いやすいという特徴があります。また複数のWAVEファイルを一気に処理できるので、大量のWAVEファイルを正規化する際に威力を発揮します。
これも上記のリンクからダウンロードしてきてください。一般的なフリーソフトのようにインストーラーがなく、アーカイブを解凍したらすぐに使えるタイプです。(レジストリはいじりません。)
Lameは午後のこーだのようなmp3エンコーダです。Lameはコマンドラインを使うソフトのため初心者には扱いにくいのですが、 GUIをもたせるRazorLameというソフトを使えば普通のWindowsソフトと同じように使えます。 このようなソフトをフロントエンドと言い、他のもいくつか種類がありますが、とりあえずここではこのRazorLameを使って説明しようと思います。
LameはCODEC版のLameACMも有りますが、細かい設定のできるのでコマンドライン版のがお勧めです。
NeroWaveEditorのインストールが済みましたら。「スタート」->「プログラム(P)」->「Ahead Nero」 とたどり「Nero Wave Editor」を起動します。
ソフトを起動したら「ファイル」->「WAVEファイルの読み込み」かドラッグ&ドロップでWaveファイルを読み込みます。
読み込みが始まるとピークファイルの作成が始まります。
こんな感じ

ピークファイルは同じWAVEファイルと同じディレクトリに「ファイル名.wpk」として作成されます。
ピークファイルの作成され読み込み終わると、音声の波形が表示されます。
次にマウスを使って無音領域を選択します。マウスホイールで水平にズームができるので、できるだけ長い範囲の無音領域を探し選択します。(無音領域はたいてい映像の始めか終わりにあると思います。)
無音領域を選択したら、メニューから「エンハンス(N)」->「ノイズ解析(A)...」と選ぶと、このような画面になると思います。
->

次にノイズを軽減するためにバーを上にあげてOKとします。
メニューから「エンハンス(N)」->「ノイズリダクション...」と選択します。
この画面で再生して問題のない(余計なノイズなどがない)ようでしたらOKとします。
これでノイズリダクションは完了しました。再生してみてうまくいったかたしかめて見ましょう。
保存をする時に上書きボタン
では無く、
できれば「ファイル(F)」->「名前を付けて保存(A)」で新規ファイルとして保存しましょう。
こちらの方が若干処理が短いので高速でメリットが多いです。
上書きにするとオプション設定で指定した一時保存ディレクトリに、拡張子.tmpとしてコピーされ、
そこから読み込んで新規ファイルが作成されるため多少時間がかかります。
またこの一時ファイルはソフトを終了させても削除されないので、必要の無い場合手動で削除しないとHDDを圧迫してしまいます。
(後か\らファイルが必要になった場合、拡張子を.tmp->.wavとリネームすれば使えるようになるので、いざというとき覚えておくと良いかもしれません。)
WANIを起動するとこんな感じの画面が開きます。
起動したらリストに追加ボタン
か
「ファイル(F)」->「追加(A)」、もしくはドラッグ&ドロップでWAVEファイルを読み込みます。
オプション設定は各自の自由ですが、ソフトに慣れるまでは基本タブの「元ファイル」の削除するは、できるだけチェックを入れないでおきましょう。 正規化したファイルを元に戻すことは出来ません。
また外部mp3エンコーダとして
が使用できますので、これら使いたい方はこのままmp3にエンコードしても良いでしょう。
SSTPタブはWAVEファイルとは全く関係のない項目ですので、気になる方だけ検索してみましょう…
正規化の手順は画像のように正規化ボタンを押すだけです。
すると確認画面が表示されますので↑、OKボタンを押すと正規化が始まります。

以上で正規化は完了です。だいだい30分くらいのファイルだったら3分ほどで終了します。
Lame + RazorLameでmp3を作成したいと思います。
手抜きな説明ですが…オプション設定は人によって違うので自分にあった設定をしてください。
ただしVBR(可変ビットレート)にした場合MUXするソフトによってきちんとしたファイルにならないので注意です。
AviUtlでは、mp3は直接扱え無い+WindowsXPで再生出来ないことがあるので、aviとMUX(合成)する場合にはNandubかVirtualDubの亜種のVirtualDubModを使うことをお勧めします。 VBRでエンコードしたmp3をMUXする時も、これらのVBRに対応しているソフトでないと正常なファイルを作成出来ませんので注意です。
なんとなくこんなコンテンツを作ってしまったのですが、私はあまり音にうるさくない方なので結構適当です。
家のPCのスピーカも安物ぽいやつで、ノイズ除去で変わったな〜と思うのはヘッドホンを使った時くらいで…
映像のエンコードでかなり時間がかかるので、音声は適当に終わらせてしまいたいというのが、どっちかというと本音です。しかし完成度を高めたいというのもあるわけで… WANIの正規化はやっておくと再生の時便利で、これだけは最近必ずやるようにしてます。
またLameですけど、なんとなくネットでの評価が高いので使っているだけであって自分で音質のチェックとかしてません(ぉ
個人的にはmp3よりoggが普及してほしいなぁ と思っていたりするのですが、画像フォーマットのpngみたいになかなか普及してくれませんね…
ここで紹介したノイズ除去ですがこのページ作っている間に「Noise Lower」というのを見つけました。 Visual Basicで作成されているらしいので使ってないのですが、説明を見る限り結構使いやすそうです。完璧にフリーで作成したい人とかには良いかもしれません。 最後にいうのもなんですが、ノイズ除去は失敗すると逆にノイズが入るので心配な人はやらないほうがいいですよ。