ここでは最近話題のPCを使っての動画編集や、そのやり方等の解説をしていきたいと思います。
ビデオをキャプチャ(取り込む)することで、TV放送を録画することです。今でこそパソコンにテレビ機能などはほぼ標準で装備されるようになっていますが、一昔前のパソコンや、安価なパソコンやノートなどではまだテレビ機能がない物もあります。ここではそのようなテレビ機能がないパソコンにもテレビ機能をつけて、最終的に録画できるところまでを説明しようと思います。
このページを見ている人はパソコンは持っているでしょうから、PCに映像を取りこむ機材(PCI接続のキャプチャボードもしくはUSB接続のキャプチャユニット)を購入するだけでいいんです!(お手軽ですね)
パソコンで動画を扱うにはかなりのマシンパワーを使います。
なぜこのようなことを強調しているかと言うと、動画編集ではCPUの性能がもっとも重要なところだからです。最近ではギガクラスのCPUが当たり前になってきていますが、ブラウザを使ったりワープロソフトを使う程度では、体感速度は今までのPCとほとんど変わらない、なんて人も多いと思います。
しかし、動画の世界ではCPUの性能がはっきり出ます。3DCGのレンダリングなんかをやったことある人ならわかりやすいでしょうが、いままではかなり満足いくPCを使っていた人が、動画をやり始めたとたん物足りなくなったという話をよく聞きます。
やり始めないとなんとも言えないのですが、ギガヘルツくらいのCPUは無いと正直結構ツライかもしれません。
しかしご安心を。それなりの物なら(それなりの基準が難しいですが)私「k-6 450MHz」のCPUでも作れています。(かなり苦労してますけど...)
PCに動画を取りこむためには、キャプチャーする機材が必要なのですが、その前にキャプチャーの種類を知らなくてはいけません。ビデオキャプチャーの種類には2種類あり、アナログキャプチャとデジタルキャプチャがあります。
2つの違いは?
こちらはアナログのソースからPCに”A/D変換”してデジタルデータとして撮りこみます。主に地上波&VHSテープなんかのアナログソース(元映像)をPCで見るためにデジタルデータの動画として、取りこむものです。
端子はコンポジット接続
か
S端子接続
になります。
元がデジタルソースの動画から、PCにそのままの状態(つまり劣化等がまったくない状態)でコピーするもので、現在DVかD-VHSをソースにして取りこむ事ができます。
端子はIEEE1394端子(i-LINK)で行います。
(またDVはAVIでD-VHSはMPEG2です)
となります。それぞれ特徴があるので↓で詳しく説明します。
アナログキャプチャですが、こちらはAVIで取りこむ方法とMPEG1/2で取り込む方法があります。
AVIで取り込む方法では、主に「Mortion-JPEGコーデック」を使い低圧縮で取りこんだ後に、編集・補正等をして再度エンコードを行い、「MPEG1/2などに変換する。」という流れになります。
低圧縮とは圧縮率が低い、つまり容量が大きなデータで取り込んで劣化を少なくすることです。そのまま保存するには容量が大きいので再度圧縮するのが普通です。
Mortion-JPEGコーデックとは、上記の低圧縮を行うためのプログラムみたいなものです。
また、コーデックによる圧縮はソフトウェアとハードウェアにより行う2種類の方法があります。詳しくは↓で説明
MPEG1/2で撮り込む方はリアルタイムでエンコード作業を行うもので、低圧縮AVIよりもかなり高圧縮なので低容量で取りこめるのが特徴ですが、編集/補正等はやりにくくなります。
またリアルタイムで高圧縮を行うのでかなり重い処理となります。そこでMPEG1/2で取り込むボードにはハードウェアエンコードボードとソフトウェアエンコードボードがあります。
各ボードの詳細は↓で
ボードの値段を左右するハードウェアとソフトウェアの違いについての説明
ハードウェアボードはエンコードする為の石(CPUチップ)がボードに乗っていて、それがエンコード作業をしてくれます。
しかしその分値段は割り高になります。...けど、こっちのほうが楽です。
現在では、ほとんどがMPEG2の圧縮をするものが多く。AVI用のボードはほとんどなくなってきています。
ソフトウェアボードはエンコード作業をすべてPC本体のCPUで行います。
よってPCのCPUの性能に左右され、CPUの性能が低いとまともにキャプチャすることさえできません。リアルタイムで圧縮を行うのですから、CPUには相当な負荷になります
ただしその分、値段が安いという特徴があります。
(2万円以下のボードはほぼすべてこのソフトウェアエンコードを採用しています。)
とそれぞれ特徴があるのですが。AVIは本格的な編集/補正等をしたい人、MPEG1/2はビデオデッキとほぼ同じ用に使い、簡単な編集だけを行いたい人に向いています。「SONY」の「Giga Pocket」なんかは後者のほうです。
デジタルキャプチャですが、こちらはDVとD-VHSのどちらかの録画機材をもっていないといけません。そうでない場合ではA/D変換コンバータを使う必要があります。
DVですが、こちらは家庭用のとしてはもっとも画質が優れています。高画質とよばれるDVDVideoよりも画質がきれいなのが特徴でしょうか?
ただし値段に関しては手を出しにくいところにあります、DVデッキは15万以上しますし、保存メディアのDVテープもかなり割高です。ただ、DVビデオカメラを持っている場合はそれを使うことができます。
またDVは普通のVHSと違ってデジタルデータで保存するので、テープと言っても劣化がまったくありません。DVは主に編集をしてテープに書き戻すか、エンコードして他の形式にするのが主な目的になります。
D-VHSですが、こちらのキャプチャはつい最近できるようになったものです。
D-VHSとはDVDと同じMPEG2で録画するのですが、最近流行りの?DVDレコーダーとは違いD-VHSテープに録画するため、現在のところ長時間録画とコストパフォーマンスに優れています。
D-VHSのキャプチャは私もあまりくわしくないので、こちらのICZの剣さんのページで詳しく説明されています。
それぞれ特徴があるのですが、私自信はデジタルキャプチャしたことないのでなんとも言えません。ただし、掲示板等の情報なんかを見ていると。非常に楽で手軽に高画質の動画が作れるようなので、お金に余裕がある方、もしくは高画質を目指す人はデジタルキャプチャの方が良いみたいです。
とアナログとデジタル2つを比べてみたところ、アナログキャプチャの方は、ほぼすべての方がボードさえ買えばすぐにキャプチャーを始められます。
またデジタルキャプチャの方はDVもしくはD-VHSで録画できるAV機材を持っているか、ADコンバータを使ってデジタルデータにする必要がありますが、気軽にキャプチャできるのが特徴です。
また、それぞれのデバイスは主にPCIバス接続が主流となっています。(PCIバスとはアナログモデムやLANボードやサウンドカードなんかをさすあそこです)
MPEG1/2で取り込む機材はPCI接続のキャプチャーボードとUSB接続ユニットがあります。
PCIバス接続は転送速度が速く、内臓できるのでPC周りがスッキリします。また種類も豊富で、目的にあったボードを選べるのが特長です。
USB接続は転送速度が遅く、動画の世界では扱うデータの容量が大きく、動画には速い転送速度が必要なのでUSBという製品はそこがどうしても不利になってしまいます。
USBしか使えないなどの理由が無い限り、できるだけPCI接続のキャプチャーボードを購入しましょう。こちらの方がメリットが多いです。
ただしUSBがまったくダメだとは私は思いません。PCでテレビを見るくらいならUSBで十分でしょうし、簡単な録画くらいでしたらUSBの画質でも絶えられると思います。(実際に見たことないので分かりませんが,,,)
また、どうしてもPCIバスが内臓できない人もこちらです。