越前ガニを食べてきた
一泊二日で越前海岸に行ってきた。東京から行く人は少ないだろう。関西人がカニを食いに行くところで、神戸の方からはバスツアーもでている。海岸まで山が張り出しているので、海岸縁の道路の両脇に料理旅館が建ち並ぶ。大抵の目的は11月半ばに解禁になる越前ガニを食べることだ。名古屋にいた頃に一度行ったことがある。ロシアの原油タンカーが座礁して、東尋坊からこっち海岸が原油で汚れてボランティアが多数集まった時だ。ボランティアの活動を横目に見ながら、ニフティのパソ通仲間で男4人カニを食べに行った。その時のカニがとても印象に残ったのでまた行ったのだ。ちなみに旅館のおじさんに聞くと、ボランティアでは原油は取り切れなくて、海が荒れたらみんな流れたそうな。自然の力にはかなわんと言ってました。そうだろうな。もう一つのきっかけは東京は田園調布というか、田園調布警察近くの環八沿いにある「甲羅本店」でカニを食べて欲求不満になったからだ。ああ言う中途半端なカニを食べると、満たされるよりはカニの味の記憶が呼び覚まされて、余計に食べたくなるのだ。と言うわけではるばる東京から新幹線としらさぎを乗り継いで武生まで行ってきました。旅館はJTBで頼んだけど、これは大いに改善の余地ありです。

まあカニは美味しかった。旅館はぼろかったけど。また酒もあまり美味しくないし、醤油も美味しくなかった。カニ雑炊には化学調味料を入れられるし、その辺はひどいもんである。でもカニは旨かった。カニの洗いは身がはぜて面白いが、美味いかと言われると考え物である。茹でガニと焼きガニは確かに美味い。カニの甲羅揚げや茶碗蒸しは正直要らない。カニのしゃぶしゃぶは旨いのだが、その頃にはお腹がいっぱいで舌とお腹の感想が一致しない。鯛の活け作りにブリの刺身と甘エビの刺身にはなかなか手が着かず、結局大半を残す羽目になった。ああもったいない。
荒れた日本海を見ながら(実際には夜なので潮騒を聞くのみ)、冬の味覚を楽しむという意味では良かった。また来たいとは思うけど、旅館はもっと選びたいなあ。今度は「うおたけ」と言うところはどうかと考えている。酒と醤油を持ち込みできたら良いのだけど。

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